イチロー  自分の体で大変な苦労をした方には、かないません

 

落合博満  勝敗を背負ってプレーし、自分の背中を後輩たちが見ているのだ。プロ野球界も主力選手の現役年数は長くなってきただけに、30代で何をしていくのかが極めて重要だと思う。そのためにも20代ではしっかりとした土台を築き、充実した30代にしていくべきだと考えている。

 

野村克也 「見えない戦力」づくりのポイントは、監督と選手の以心伝心とも言える信頼関係にある

 

 

野村克也  「人生」という言葉。人として生まれる、人として生きる、人を生かす、人に生かされる

 

野村克也  「判断」は頭でやるもの。知識量がモノを言う。「決断」は身体でするもの。覚悟に勝る決断なし

 

野村克也   ピーンとくる勘と、感性が働いてのヤマカン、そして全体を判断するところから生まれる観。この3つの「カン」を養うことで、喜びという「歓」がもたらされる

 

野村克也 弱いから派閥が出来るのか、それとも派閥が出来るから弱いのか。いずれにせよ、派閥が存在するようなチームが強いわけがない

 

野村克也  人を育てるということは、つまり自信を育てるということ

野村克也   人間が最低限、持っていなければならない要素は①節度を持て②他人の痛みを知れ③問題意識を持て

 

野村克也  捕手は守りにおける監督の分身

 

落合博満 「違和感」がフィジカル面でのグレー用語なら、メンタル面では「切り替える」という言葉が頻繁に使われる。致命的なミスをしたとき、「まだ試合は終わっていない・切り替えてしっかりやろう」という意味合いで使われるのだと思うが、この表現にも私は「違和感」を覚える。

 

落合博満 ドラゴンズの監督としての俺は小さな商店主、小さな店のおやじだと思っている。ここだけは譲れないというところは持っているが、あまり手を広げようという気はない。店が大きくなればなるほどほころびが出てくるし、対応しきれなくなる。(読む野球)

 

落合博満 監督になってからはまだ本当に怒ったことはないよ。オレが本当に怒ったら、ウチの選手は誰も1軍にいなくなるんじゃないかな。

 

落合博満  現場に無用な緊張感を走らせないためにも、自分が的確なアドバイスをできるようにするためにも、現場の長は一定の時間をおいて現場を見ることが大切だと思う。「うちの監督はあまり練習に来ないよな。どこかで遊んでいるんだろう」 選手からそう思われている監督でいいのだ。

 

落合博満 私の持論だが、絶対的なレギュラーは監督やコーチが決めるものではない。春季キャンプから選手同士が必死に競い合い、誰の目から見てもレギュラーという存在が決まる。レギュラー争いの決着は選手同士でつけるものなのだ。

 

落合博満  約1か月にわたり寝食を共にする春季キャンプ中は食事を選手、首脳陣用に分けていた。食事の時間くらい上司の顔を見なくてもいいだろうと考えたからだ。夕食をすませ自室でパソコンに向かっていようが奥さんや彼女と長電話しても構わない。プロ野球選手はグラウンドで結果さえ残してくれればいいのだ。